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業界に価格破壊の波をもたらしたQBハウス。
その影響力はヘアカット専門店にとどまらず、一般美容室の料金もクーポン利用など含め低料金で利用するのが当たり前とさせたほど。

その後も、QBハウスは常に進化、成長し続けており、10年前よりも5年前、5年前よりも今のサービスの方が確実に向上しており、その成果が第三者に評価され、直近5年では毎年、賞を受賞しています。

QBハウスがすすめてきた組織変革・人財教育は一般企業にも通ずる部分も多く、各賞の受賞理由からその苦悩の歴史・変遷をぜひご覧ください。

2015

2015年、サービス産業生産性協議会2015年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査結果の中で、「生活関連サービス部門」において6項目ある基準のうち顧客満足・知覚価値・ロイヤルティの3項目で顧客満足度第1位を獲得、その他の3項目、顧客期待・知覚品質・推奨意向においても第3位内にランクインしました。

実はQBハウス、2011年からQBハウス全店で月1回、覆面調査員が一般顧客としてサービス全般のチェックを行なう覆面調査をスタート。内部監査などではチェックが甘くなるとして、あえて年間数億円かけて専門業者に外注している徹底ぶり。

2013年には改善結果とその改善スピードが高く評価され、その覆面調査会社より「優秀賞」を受賞。その後もサービス改善に取り組み続けている。実はこの覆面調査では、調査員に「本日のサービスに対して、いくらまで支払っても良いか」という質問があり、この結果の推移をみて、2019年2月1日に1200円に値上げを決定。逆に言えば、1200円以上の価値があるという結果が出ているからこその判断でしたし、その結果通り、値上げ後も多くのお客様にご来店いただき現在に至っています。

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2016

今でこそ変わってきたものの、一昔前までは“技術は見て盗むもの”とされ、自主練習で技術を得ていくしかありませんでした。

そんな業界の“当たり前”にQBハウスは、2012年9月より無料社内カットスクール「ロジスカット」をスタートさせ、価格破壊同様、業界に衝撃を与えた。8年ほどの間に卒業生は450名を超え、いまだに同内容・同規模で展開して来る同業他社はなく、唯一無二の存在であり続けています。

また、3年間の下積み期間中は、一人で夜遅くまでお店に残りひたすら練習をするのが慣習となっており、当然、残業手当は出ません。そもそも残業手当という概念がないのです。
一方、QBハウスでは本人・会社も相互に不正が出来ないよう、タイムカードは手首の静脈認証ですべて出退勤を管理しており、1分単位で残業手当を支給しています。

給与を支給しながら無料研修がある。
もちろん残業すれば残業手当が支給される。
ビジネスモデルは真似られたものの、年間70名が「ロジスカット」を卒業していくこの仕組みは、真似られていない。

真似たくても真似しにくいという業界のタブーに挑戦し、実現させたことが高く評価され、受賞へと繋がりました。

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2017

前年の受賞と、進めている事業進化を学術的に後押しをするかのように受賞したのがポーター賞。アメリカの経営学者マイケル・ポーター氏にちなんで、イノベーション(変革)により高い収益性を実現している企業に贈られる賞であり、同氏の競争戦略理論は、「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の5つを指標とする「ファイブフォース分析」という視点から、業界全体視点で構造分析をし、その企業の魅力度を測るというもの。

また、「購買物流」「オペレーション」「出荷物流」「マーケティング・販売」「サービス」からなる「主活動」と、「企業インフラ」「人材資源管理」「技術開発」「調達」からなる「支援活動」の各項目がうまく複合的に絡み合いバリュー(価値)を付加していくという理論など、その他にも項目がありますが、QBハウスのこれらを分かりやすく図におこしたものが下記、活動システム・マップ。

まさにQBハウスのビジネスモデルそのものが、ポーターの唱える競争戦略理論に合致しているとして受賞となりました。

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2018

理容師・美容師に紐づく資格・免許に類する制度は、実は世界的に見れば10か国もない極めて異端な日本の国家資格。ヨーロッパのレベルが高いイメージがありますが実は金髪より黒髪の方が固く切りにくく、ブローやスタイリングも困難となります。

にもかかわず、昨日までホテルマンや受付事務をしていた人でも職に就くことができて、なんとなく先輩に教えてもらい、なんとなくカットして、お客もなんとなく納得して帰っていく・・・

一方で、QBハウスのようなカット専門店は日本同様に海外でも増えているものの、技術はおろか、接客態度や清掃、働く環境など、どれをとっても日本の同様なサービスより見劣りがします。分かりやすいことでいえば、前の客の髪の毛が残った席に座らされたり、客がいない時には店内で飲食していることも。

QBハウスでは、ビジネスモデル、現地雇用とその人財教育を武器に現在、香港・シンガポール・台湾・アメリカ(NY)に120店舗あまりを展開しています。例えば、台湾のこのお店。カットをしない通行人ですら、日本から来たQBハウスに釘づけ。

日本の企業が海外で成功している事例はメーカーや飲食業界では多いものの、日本発祥のサービス業で、複数店舗を海外で展開し、成功している事例は皆無に等しく、JETRO(日本貿易振興機構)より高く評価されました。

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2019

魅力的な経営、組織が増え、産業界が活性していくことを目指して、社会とつながり、価値を生み出す挑戦をし続けている経営、組織・人づくりを行っている取り組みを称え紹介するためのKAIKA Awards。その大賞をQBハウスが受賞しました。

昨今の人財不足の世の中、理美容師人気の低迷、少子高齢化を鑑み、相当な危機感をもって2010年に10年かけての大改造計画をスタートさせました。当時の社内を見れば、現場スタッフが自身の仕事に誇りを持てずに働いている、採用は即戦力となるカット経験のある中途のみとしていて考え方もバラバラ、その結果、離職率が50%と、同業他社と変わらない状況だった。

その頃、現社長が社長に就任、ビジネスモデルだけではなく、組織改革・人財教育でもブルー・オーシャンを目指そうと、経営理念から見直し、「サービスの質」「人財確保・人間力向上」「組織・働く環境」という3本の矢を軸に、一念発起。2015年4月放送の「カンブリア宮殿」に出演した際に発した言葉「社員を幸せに出来なければ、会社の存在意義はない」という信念のもと順調に改造計画がすすんでいきました。

「サービスの質」では、「この価格でこのサービスに感動」と満足・お褒めのお言葉をいただく機会の方が増え、「人財確保・人間力向上」では、独自の「カット理論」を確立させ「ロジスカット」へ繋げ、既存社員には店長以上・本部社員全員が360度評価され人間力・組織力をアップさせる共通研修をスタート、「組織・働く環境」においては、お互いを認めるために国内外の店長を一堂に集め表彰、同時開催で社内カットコンテストを毎年、パシフィコ横浜で開催。あわせて、静脈認証による勤怠管理、給与支給をしながらの研修無料、休日日数選択制、評価制度、社内検定、定年なしと業界常識をことごとく潰していき、働きやすい環境を整えていきました。

そして離職率は下降線の一途を辿り、ついに4人に1人が10年以上勤務し、20歳~81歳までが元気に働く職場へと生まれ変わりました。

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顧客満足度調査という数字をもって自社サービスを見つめ直しその質を向上させ、これまでの業界常識を打破する独自の人財教育メソッドにより他社との差別化を成功させ、学術的にもその方法論に誤りがないことを実証させました。

その人財教育の副産物として、海外強化を進め少子高齢化を迎える日本に代わる収益源を見出し、これらの影には社長だけでなく、その社長マインドを立案企画、具体策に落とし込んだ先鋭たちが本部にいて、それを実際に現場で実行に移した理容師・美容師がいました。

まさに社員一丸となって組織改革と人財教育に力を入れて大輪を開花させました。
さあ、あなたも私たちの仲間になりませんか。

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