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以前の記事でご紹介をしたQBハウスの研修プログラムである「ロジスカット」のカリキュラム。技術講習に入る前に、座って講義を受ける授業形式が最初の1週間ほど続きます。今回はロジスカットの校長が行う講義をご紹介していきます。

QBハウスの正しい方向性を知る

理美容師に限らず、就職する(これから働く会社)がどのような会社で、今後どこを目指しているのかを知ることはとても大切なことです。そのため、(校長が行う)講義は「QBハウスのこれまでとこれから」というテーマで、創業当時と今を比較してQBハウスに求められることがどのように変化してきたのか?という授業から始まります。なぜ、時代の変化に合わせて変わらなくてはならなかったのか?どうして、オープン当時から変えずに貫いているのか?など、正しい理解を深めていきます。

そして次に、QBハウスを運営している会社であるキュービーネットについての話に変わります。創業からの沿革はもちろん、東京特区での外国人美容師の就労についてなどの「理美容業界の動向」や全労働人口の推移などの「お客様を取り巻く環境の変化」とQBグループの事業と照らし合わせながら、「夢・目的・使命感」の3つの視点でどのような会社で、どこを目指しているのかを伝えていきます。

なぜヘアカット&スタイリング専門店のFaSSが誕生したのか?や訪問理美容事業に力を入れていきたい理由など、会社全体の取り組みやこれから目指していきたい方向性が理解できることでしょう。

組織人(QBグループの一員)として

次に、QBグループの一員として仕事をしていくための基本的な考え方を伝えていきます。

  • 基本的な考え方 ① 仕事とは何か?

ここでは、QBハウスでの「仕事の進め方」の基本的な考え方を具体的にお伝えします。QBでは仕事とは問題を解決することと定義し、問題が起こってから解決までにどのようにアプローチをしてくのか。また、原因をどうやって見つけるかのコツと解決までの手順などを学んでいきます。さらに、組織人としてはもちろん、一個人としても成長を続けていくためにということも同時にお伝えしています。ここでお伝えする内容では、仕事だけではないということが特徴です。

  • 基本的な考え方 ② 働くうえでの判断基準・行動指針

QBハウスで働く上でのすべての判断基準となり、また行動指針となるものが経営理念です。その理念のポイントを5つに絞り伝えていきます。経営理念の理解を深めることで、仲間とのかかわりあい方、お客さまへの接し方などの考え方も同時に学ぶことができます。仕事を進めていく上での良好なコミュニケーションをとる秘訣も具体例を交えながらわかりやすく説明しています。また、仕事を進めていく中で迷ったり悩んだりした際に、立ち返る原点となるQBハウスの根幹となる考え方を学んでいきます。

  • 基本的な考え方 ③ QBハウスの強みと弱みを知る

ここまでは、QBハウスの方向性や仕事の進め方、経営理念について学んできました。最後に、QBハウスの強みと弱みについて理解していきます。ここでは、「時間、予約の有無、メニューの数」といった項目を他の理美容室と比較していきます。「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」というイメージが近いかもしれませんが、質の高いサービスをしていくために、まずは自分たちの得意・不得意について理解することが、重要だということを学んでいきます。

今回は代表的な3つをご紹介しましたが、実際の研修ではこれ以外にもQBハウスで働いていくうえで大切なことを伝えています。もちろん、一度聞いただけで覚えられるわけではありません。これから始まる6か月間の研修の中で、日々振り返りながら少しずつ行動できるようにトレーナーが指導をしていきます。スタイリストとして卒業を迎えるころには、入社時よりも人としても社会人としても、成長していることが実感できることでしょう。

このような業界だからこそ

スタイリストという仕事を「手に職があれば、一生食っていける仕事」というイメージを持たれる方も少なくないと思います。そして、手に職をつけられる資格だということをきっかけに理美容師の道へ進む方もいらっしゃると思います。

ただ、実際は40歳が定年と揶揄されるほど、今の理美容業界はそこまで長くは働き続けることができない環境です。その要因は様々ありますが、その一つとして歩合給や指名(予約)制度などの「成果主義」ということがあります。

そのような背景から、QBグループでは「体と心が健康で『顔晴(がんば)れる』限り、一生涯働ける環境をみんなで作っていくことができます。」というビジョンに掲げ、給与体系は固定給制を導入しています。さらに、昇給や昇格は複数名の評価者による面談や技術・筆記による試験など、公平な評価制度を設けることで長く働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

 

 

 

 

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