キャリア

美容師という仕事は、幅広い技術を身につけながら、お客様一人ひとりの理想を形にしていく仕事です。だからこそ、美容師によって得意な技術や強みもさまざま。経験を重ねる中で、自分の専門性を磨き、その技術を武器にお客様から選ばれる美容師も少なくありません。

例えば、カラーを極める人、パーマデザインを追求する人、ヘアアレンジを得意とする人。その中には、カットという技術を専門に磨き、その技術を軸にキャリアを築く美容師もいます。

近年、ヘアカット専門店という働き方も広く知られるようになりました。しかし、「短時間でカットするお店」というイメージだけで語られることも少なくありません。では、カットを専門にするという働き方には、どのような魅力があるのでしょうか。

■カットだけで、お客様の理想に応える

一般的なサロンでは、カラーやパーマ、スタイリングなど、複数の技術を組み合わせながら理想のヘアスタイルをつくります。一方、ヘアカット専門店では、それらの選択肢はありません。カラーで印象を変えることも、パーマで動きをつくることもできません。

だからといって、お客様は理想を諦めて来店されるわけではありません。お客様が求めているのは、必ずしも「カラーをしたい」「パーマをかけたい」という施術そのものではなく、「扱いやすくしたい。」、「若々しく見せたい。」、「清潔感のある印象にしたい。」といった、その先にある理想の姿であることも少なくありません。

だからこそ私たちは、“カットだけで、どこまでその理想に近づけられるのか”その問いと向き合い続けます。ヘアカット専門店で磨かれるのは、ハサミやバリカンのカット技術だけではありません。お客様の言葉の背景にある想いやイメージをくみ取り、それをカットだけで形にしていく力。その積み重ねが、お客様の満足につながっていきます。

■経験が、技術の引き出しを増やしていく

QBHOUSEでは、指名制度を設けていません。カルテなどの前情報もなく、多くのお客様を初めて担当します。髪質、骨格、毛流れ、髪の量、生え方。毎日さまざまなお客様と向き合うことで、経験の引き出しは増えていきます。

「この髪質なら、このくらいまで切れる。」、「この骨格なら、このシルエットが似合う。」、「この毛流れなら、こう収まりやすい。」こうした判断は、本や動画だけでは身につきません。多くのお客様と向き合い、一人ひとり異なるケースを経験することで磨かれていきます。

また、限られた時間の中でも安定した仕上がりを実現するためには、一回一回のカット精度も重要になります。シェープの考え方やハサミの入れ方、カット姿勢、無駄のない動きなど、一つひとつの基礎技術を見直し、その精度を高めていくことが、再現性の高いカットにつながります。

■学び続けられる環境がある

技術は、経験だけで身につくものではありません

QBHOUSEには、未経験者向けの自社アカデミー「ロジスカットスクール」があります。さらに、経験者向けの技術研修や管理者研修など、それぞれのキャリアに応じて学び続けられる環境を整えています。

また、毎年開催しているカットコンテストには、国内外の多くのスタイリストが参加します。コンテストは、単に順位を競うだけの場ではありません。各エリアで予選を重ねながら、長年培ってきた経験と技術で勝ち上がるベテランスタッフがいる一方で、カット未経験で入社し、ロジスカットスクールで基礎を徹底的に学び、現場経験を積み重ねた若手スタッフが優勝することもあります。年齢や経験年数だけでは決まらないからこそ、多くのスタッフが挑戦し、お互いに刺激を受けています。コンテストは、勝者を決める場であると同時に、お互いの技術や考え方を学び合い、高め合う場でもあります。

QBHOUSEには、美容師・理容師など、さまざまなキャリアを持つスタイリストが集まっています。それぞれが培ってきた経験と、QBHOUSEで積み重ねてきたノウハウが交わることで、新しい技術や考え方が生まれ、今日も進化を続けています。

■どこよりも真剣にカットと向き合う

私たちが目指しているのは、「早く切ること」ではありません。限られた時間の中でも、お客様一人ひとりに満足していただける技術を追求し続けることです。

「カットしかないから仕方がない。」そう考えることもできます。しかし、「カットしかないけれど、もっと良くできる。」そう考え続けることが、技術を磨き、お客様の満足につながると私たちは信じています。

美容師・理容師という資格や経験の違いを超え、カットという技術をどこよりも真剣に追求し続けるプロフェッショナル。

美容師には、カットという技術を極めるHAIRCUTTERというキャリアの選択肢もあるのです。

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