働き方が変われば、美容師は続けられる。そう気づかせてくれた環境。
森田さんの経歴紹介
専門学校卒業後、神奈川県を拠点とする大手サロンに入社し、約5年間で副店長を経験。働き方や給与、私生活とのバランスを見直すために美容師を退職し、IT業界や化粧品営業など異業種で約8年間勤務。その後、美容師として再スタートを切り、現在はQBハウスで活躍している。
一度美容業界を離れた理由について教えてください
前のサロンを退職したのは25歳の時でした。「このままでいいのだろうか」と、ふと将来に不安を感じたのがきっかけでした。休みはもともと少ないうえに、コンテストや講習会で潰れることも多く、給料も満足のいく金額ではありませんでした。また、今振り返ると「指名制度」のプレッシャーも大きかったと思います。担当させていただいていたお客様が来なくなったり、他のスタイリストに変わってしまった時の精神的ダメージは相当でしたし、お客様からの予約が入ると休みを取る訳にもいかず。“自分を犠牲にして働く環境から一度離れたい”そんな気持ちもあり、美容師を辞める決断をしました。
様々な経験を経て、なぜ再び美容師の道?そしてなぜQBハウスを選んだのでしょうか?
美容の仕事自体は決して嫌いではありませんでした。むしろ異業種を経験したことで「やっぱり美容師は楽しい」と再認識しました。また、いずれは地元である北海道に戻りたいという気持ちもあり、即戦力として通用する美容師のスキルをもう一度活かしたいと思うようになりました。そんな時、Instagramの広告でQBハウスを知りました。「土日休みOK」「指名なし」という言葉が目に留まり、興味を持ったのがきっかけです。まずは見学会に参加し、その時に入社を決めた理由は3つありました。
①8年のブランクを埋められる研修制度
見学の際に、トレーナーが常駐していて、練習用のウィッグが山積みになっているのを見て驚きました。「ここなら安心して技術を学び直せる」そう感じたのを覚えています。
②想像以上に安定した収入
サロン見学の際に給与シミュレーションをしてもらったのですが、「こんなにもらえるんだ」と良い意味で先入観が覆りました。
③柔軟な休日・休暇制度
土日休みが可能で、月に3日間は自由に休みを設定できる希望休。勤務時間外の活動はなく、プライベートの時間をしっかり確保できる点に強く惹かれました。

実際に入社してみて入社前に期待していた働き方は実現できていますか?
カットに関しては8年のブランクはありましたが、トレーナーの指導のおかげでスムーズに技術を取り戻せ、約1ヶ月間の研修で配属が決まりました。そして現場での働き方は、期待以上でした。一番感じたのは、かつて業界を離れる原因となった労働環境が根本的に改善されたことです。以前のサロンではカラーやパーマの放置時間など合間を見つけて食事をしていましたが、QBハウスでは休憩がしっかりと90分取れるので、心に余裕が生まれ、仕事への集中することができています。
休日の自由度も全く違います。有給休暇が非常に取りやすく、希望休と組み合わせて連休を取得できるので、私は6連休をいただき北海道へ帰省したりしています。土曜日に休みを取って趣味のフットサルを楽しむなど、プライベートも充実しました。
また、指名制がないことのメリットも日々実感しています。以前は「期待に応えなければ」というプレッシャーや、お客様が離れてしまった時の精神的なダメージが常にありました。どこか指名数や売上などお客様には関係ない数字に意識が向いていた部分もあったと思います。今はそのストレスがなく、純粋にカット技術の提供に集中できるので、精神的な負担が大きく減りました。

今後の目標や、将来の夢についてお聞かせください。
今の目標は、トレーナーになることです。もともと人に教えることが好きだったので、技術を極めるだけでなく、その技術を伝えていく仕事にも挑戦したいと思っています。現場では毎月マネージャーとの面談があり、悩みや日頃の思いを相談できるのですが、配属直後から「トレーナーを目指したい」と伝えていました。1年ほど経った頃に「まだ興味はある?」と声をかけていただけました。その過程で、マネージャーから「まずは管理者研修を受けてみてはどうか」と提案を受け、自分のキャリアプランがより具体的になりました。以前のサロンでは日々の業務に追われ将来を考える余裕もありませんでしたが、QBハウスの安定した環境と明確なキャリアパスがあり、初めて長期的な視点で目標を持つことができました。
そして、もう一つ大きな夢ができました。それは、「海外トレーナー」です。入社してからもカナダ、ベトナム、マレーシアと海外事業が拡大しており、身近なトレーナーも海外出張している姿を見ていて、いつか自分も世界で活躍してみたいと思うようになりました。これは、QBハウスに入社しなければ決して持つことのなかった夢です!その夢のために、一歩ずつ頑張っていきたいです!