2018年10月/中途入社/美容師 QB HOUSE 大阪府内店舗勤務Kazuma Tanaka_ Interview
Tanaka Kazuma

成績トップの商社マンがQBハウスに入って思うこと

カットの価格=美容師の価値・・・ではない

卒業後、一般の個人サロンに入社しスタイリストとして働いていましたが、給与が上がらず美容業界全体の地盤沈下も感じるようになっていた頃、父親が病で入院。会社員の父は傷病手当などがもらえていて、社会保険や福利厚生の大切さを痛感し、自分の将来が不安になり27歳で辞めました。その後、コーヒーの商社に入社し、3年目には営業成績のトップになることができましたが、会社の方針転換で40歳以降は年俸制となり、営業活動を削減し、配送業務の役割が大きくなってくることとなり夢や希望を持てず5年目で退職、生活のため、清掃業のアルバイトをしながら転職活動をしていました。そんな頃、QBハウスの上場のニュースを見たのですが、当時はカットの価格=美容師の価値と思っていたので、当初は冷ややかな目で見る自分がいました。だけど、清掃業をしている自分はそれと比べてどうなのかと。人からどのように見られているのかではなく、「自分は本当は何がしたいんだろう」と考えるようになり、「お給料が良いわけでは無いけど、美容師はやっぱり楽しかったなぁ」と、清掃業の今とそれほど変わらないのであれば、美容師としてやっていく方が良いかなと思い始めました。

入社前後でのギャップは「ゆっくり丁寧に切ってあげてね」

「ブランクがあっても大丈夫!」「年齢も問いません」「ロジスカットで学べます」と福利厚生も充実していたQBハウスは僕にはありがたすぎる環境でした。気になっていたのは「10分で切る」ということだけ。以前に自分が美容師をしていたころ一人あたり1時間弱はかかっていたので、本当にどうやっているんだろうと、そこに興味を持ちましたね。入社してごまかしの技術だったら、すぐに辞めようと思いながら面接へ。威圧的・頑固というイメージに程遠いマネージャーの二人が柔らかい話口調で面接をしてくれて、ロジスと思っていたのに技術チェックをしていただき「店舗で大丈夫!」と言っていただけました。配属先では、段階的に業務をすることになりました。バリカンワークも未体験でしたし、初めの一ヶ月は本当に何もできなかったですけど、店長も私のレッスンに付き合ってくれて、二ヶ月目には1日30人のカットをできるようになっていました。来店客数はやっぱりすごかったです。でも今まで一度たりとも「早く!」「急いで」って言われたことがなく、「ゆっくり丁寧に切ってあげてね」って言われるくらいで。そういう扱いをしてもらえることに本当に感謝です。

 

QBハウスの懐の深さ、幅の広さはどこからくるのか

入社当初は、オペレーションマニュアルを読み込んだり、笑顔の接客や元気よく挨拶するなど、その時にやれることをできる範囲で頑張りました。でも、そういうことも見ててもらえて、褒めてくれたりフォロ−してくれるスタッフも多かったです。皆さん、いろんな経験をされてきていて、中には主婦の方もいれば、僕のように他業種から転職してくる人もいます。偏りがなく、多くの引き出しがあるからこそ懐も深いんだと思います。そして、その幅の広さがQBハウスの良いところだと思います。個人サロンだとオーナー1人しかいませんからね。魚屋さんや八百屋さんがスーパーに負けたように、そういう時代の流れは理美容業界にも侵食してきていますね。よっぽど特殊なことや技術がないと今後生き残るのは至難の技だと思います。若い世代は、カッコつけたいとか体裁を気にしたりもするでしょうけど、美容師として生きていくのであればQBハウスは堅実な道だと思います。母は大学に行かせたかったようですが、不況で就職氷河期だったこともあり専門職の道に進むことを理解してくれた父には感謝です。コーヒー商社の給与を超えた今、「仕事頑張っているよ」とようやく亡き父に顔向けできるようになりました。

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