キャリア 疑問

いよいよ今年も終わりが見えてきました。年明けの成人の日を境に理美容業界では転職活動が活発になりますが、コロナの影響を受けた人も受けなかった人も、今回の転職活動で何を見ていけば良いのでしょうか。「理美容業界なんておおよそどこも同じじゃないの」と思っているアナタ。一緒に考えていきましょう。

「どこも同じならキレイな店でカッコ可愛い人と働きたいな。」

残念ながらこう考える人が多いのがこの業界。それを知っているからこそ、求人広告はキレイなサロンの店内写真と、美男美女が楽しそうに笑顔で写る写真ばかりが使われていますね。ところが実際は、全てのサロンとは言いませんが、他に強みがなく、そこを打ち出すことくらいしか特徴がないサロンが多く、こういったサロンこそブラックサロンだったりします。そして、アナタはまた転職を繰り返すことになるのでしょう。美容師側もサロン(オーナー)側も、もう少し意識を高いところに持っていかなくては、永遠に美容師という素晴らしい仕事がキツイ仕事のままの仕事になってしまいます。アナタは一歩、上を目指す美容師であってください。

「少しでも給与が高いところで働きたいな。」

こう考える人も多いですね。「歩合で月80万、もらいました」といったスタイリスト紹介とともに掲載されている求人広告。そこのサロンに行ったら、みんながそうなれるわけではないですからね。あくまでもトップスタイリストの中でも、ここ1年くらいでの最高額が掲載されているだけですから。もしかしたら、その額も本当かどうか定かではないですよ。そこまで高くなくても50万の月、20万の月、30万の月と月よってバラつきのある給与では、特に男性の場合、その収入の不安定さから彼女の親御様から結婚を快諾していただけない場合だってあるでしょう。また、歩合でそこまで開きがあるとするとお客様の取り合いが発生するので、人間関係もギクシャクしていることは間違いないでしょう。

「社会保険や研修など体制がしっかりしているところがいいな。」

3~4年前くらいから「社会保険完備」、ここ1~2年は「研修あり」という表記が求人広告でのブームです。サラリーマン家庭に育った理美容師が増えてきていたり、エステやリラクゼーション系に理美容師が流れることも多く、それらの業界には大手企業も多く「社会保険完備」「研修あり」というのが当たり前になってきたという世の中の流れもあると思います。しかし残念なことに、「社会保険加入は6ヶ月後の試用期間終了後」ですとか、「研修あり」といっても1日だけとか、半日だけといったサロンもあるようです。ちなみに社会保険加入は入社日から加入することが法定義務です。このあたりが守れないサロンで働くということは、残業代も支給されないということは明らかです。

一番のおススメは・・・

実際の店舗をアナタ自身の目で見て、アナタ自身が判断すること。具体的に言えば、「お目当てのサロンを一度、利用してみてください」ということです。そこでお店の装飾や設備、セット面がいくつあって…ということでなく、スタイリストとアシスタントの業務連絡的な会話に注力してください。スタイリストがアシスタントに対して命令口調であれば上下関係が厳しいでしょうし、それに対して素っ気なく「はい」とアシスタントが返答していたら人間関係は崩壊していると言えるでしょう。アシスタントがシャンプーしてくれるときに、「美容師さんって夜遅くまで働くって聞きますけど、あれって本当なんですか」と雑談ぽく聞いてみるのも手です。今なら感染対策をしているかというのもチェックポイントですよね。

かしこい転職を

そもそもアナタが今のサロンを辞めようと思ったのはなぜでしょうか。「給与が低いから」であるとすると、理美容業界は避けた方がいいでしょう。コロナ禍で暫くはどこも厳しいですから。ただ「人間関係が最悪」であれば今回ご紹介させていただいたようにその店を利用してみればある程度は分かりますし、「ちゃんとした制度がない」ということであればスタッフの声や投稿がSNS上にあると思いますので探してみたり、「拘束時間が長い」ならお目当てのサロンに夜23時位に行ってみれば、店内の明かりがついていれば今のサロンと変わらないということが分かります。是非、賢く転職活動をして、ハッピーな美容師ライフを手に入れてください。頑張ってください!

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