理容師、美容師の仕事は技術職のため専門学校を卒業後、すぐにお客様の施術を担当できるかといったらそうではありません。入社した理容室、美容室で先輩や講師に教えてもらいながら技術を習得していく事が一般的です。そのため理容室、美容室では新入社員育成のための「教育カリキュラム」があります。今回はその「教育カリキュラム」について説明していきます。
そもそも「教育カリキュラムとは?」
カリキュラム とは、一定の教育の目的に合わせて教育内容と学習支援を総合的に計画したものをいいます。元々はラテン語の「走る」 から由来した言葉で「走るコース、走路、ランニングコース」の事をいい、第二次世界大戦後のアメリカから入ってきた概念との事です。( ウィキペディアより)語源を知ると意味が理解しやすいですね。
理美容業界の教育カリキュラム
理美容業界では新卒で入社すると一般的に「アシスタント」としてスタートします。そしてシャンプー、カラー、パーマ、カットなど、段階的にカリキュラムに沿って技術を習得していきます。技術をチェックする試験に合格すると次のカリキュラムに進みます。中でもカットはワンレングスカット、グラデーションカット、レイヤーカット、セイムレイヤーカットなどの種類があります。初めはウイッグで練習を行い、その後カットモデルで練習を重ね最終試験に合格しスタイリストになります。以上のように理美容業界でいう教育カリキュラムとは、アシスタントからスタイリストになるまでの過程における教育内容を指しています。ちなみに、スタイリスト以降はキャリアプランといって売上などに応じてトップスタイリストに昇格したり、店長やマネージャーといった管理職に昇格する店が多いようです。
教育カリキュラムを終了すると・・・
一般的には教育カリキュラムを全て終了しスタイリストとしてスタートする事を「スタイリストデビュー」といいます。スタイリストになって初めて自己責任でお客様の施術を担当できるようになります。そして就職するサロン選びで注意していただきたいポイントがスタイリストデビューまでの期間とその中身です。期間は早いところで1年、多くは2年〜2年半です。効率性を重視する時代の風潮もあり、早くデビューしたいと希望する理美容学生が多いようです。10年前はスタイリストデビューまで早くて3年、5年以上かかる事もありましたが、時代の変化に合わせてその期間が短縮されて来ました。とはいえ、どんなに期間が短くても中身が良くなければお客様に支持される理美容師に成長できません。
QBハウスはスタイリストデビュー6ヶ月
私たちQBハウスではスタイリストデビューまで6ヶ月と理美容業界ではおそらく最短です。それを可能にしたのは10年前に立ち上げた自社の研修センター(ロジスカットスクール※)とレベルの高い専属の講師陣(トレーナー)です。トレーナーの指導のもと、10時から20時までみっちり練習する事で未経験者も6ヶ月でデビューしていきます。
6ヶ月とした理由は一般店でのスタイリストデビューまでの期間を2年とし、その期間の練習時間を1日2時間と仮定します。同じだけの練習時間を確保するには6ヶ月必要となりました。ちなみに一般店での練習時間はカット以外の技術も含まれています。しかしQBハウスはカットのみ。カットに関しては日本で一番練習時間を確保していると言っても過言ではありませんね。
以上、教育カリキュラムについて説明してきました。理美容師の仕事は技術をしっかり身に付ける必要があるため、期間が短くても練習時間がしっかり確保でき、優秀な指導者のもと内容が充実した理美容室を選ぶと良いでしょう。
百聞は一見に如かず。QBハウスの研修の様子など、ぜひ見学にいらしてください。
(こちらの動画も是非ご覧ください。)