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QBハウスに入社する方の中には、新卒で入社される方だけでなく、長年理美容業界を離れていてブランクがある方や、カットの経験がない方もいます。そういった方でも、しっかりとした技術を習得し、安心して入客できるようになるために行っているのが「 LogiThcut PROFESSIONAL STYLIST SCHOOL(通称・ロジスカット)」です。

ロジスカットでは専任のトレーナーがカット・カウンセリング・接客などの技術を指導し、6ヶ月でスタイリストデビューを目指します。

今回はトレーナーの水元聡さんにお話を伺い、カリキュラムを伝える際の心掛けや、研修生と関わりについてお聞きしました。

「カットができるようになりたい」その想いに伴走するトレーナー

ロジスカットトレーナー 水元聡さん

 

総合サロンで働いていた水元さんが、QBハウスに入社したのは14年目。シャンプーやカラー剤で手荒れがひどくなり、カットを専門に行うQBハウスへ転職しました。そこから長らくスタイリストとして活躍していましたが、6年前からトレーナーの道を歩み始めました。

「実は元々、教えることは苦手な方でした。でも当時の上司から『トレーナーにならないか』とお話をいただいたときに、自分の成長のためにもあえて苦手なことに挑戦してみようかなと思ったんです」

初めのうちは、自分の考えを的確な言葉にするのが難しく、うまく指導できないと悩んだこともあったそう。だからこそ、今一番大事にしてるのは、研修生との関係性づくりだと言います。

「僕は口数も少ない方なので、笑顔でいようとか、明るく話しかけようとか、単純なことかもしれませんが、接しやすい雰囲気であるように心掛けています。それとQBハウスに入社する方は、年齢もキャリアもバラバラで中には僕より年上の方もいます。気持ちよくトレーニングを受けてもらうためにも、敬意を持って言葉をかけるようにしています」

教えるのも笑顔も苦手だったという水元さん。それでもトレーナーとして頑張ろうと思えるのは、研修生の頑張る姿を間近で見ているから。

「技術の習得には個人差があります。でも器用か不器用かは問題ではありません。その人が『カットができるようになりたい』という強い気持ちを持って努力している人たちは、必ずできるようになります。研修中は、自分のダメなところばかり目について心が折れそうになることもある。だから僕たちトレーナーがその方のいいところを探して、サポートしていきたいと思っています」

店舗に立つ研修生のサポートもトレーナーの大切な役割。カットだけでなく、接客も大切な技術の一つだと水元さんは考えています。

「理美容師の仕事は、接客対応もとても重要です。それは現場に立ってみないとわからないことも多いので、一緒にお店に立つ時に、自分の経験や考えを伝えています。その場で不安なことや心配なことを聞き、なるべく安心感を持って技術が学べる環境にしてあげたいんです」

研修生にとってベストなカリキュラムなのかを考え、アップデートしていくのもトレーナーの大切な役割。

「ヘアスタイルも時代とともに変化をしていくので、時代に即したカリキュラムになっているのかを考えます。どう伝えるか?を常に自分の中で模索し、トレーナー同士で共有するようにしています。みんなで話し合いながら常に進化し続けていけることが、QBハウスのトレーニングの良いところですね

「研修を終えた後に、自信を持ってお客様を迎えてほしい」。研修生にとって充実した時間であるために、トレーナーたちも常に成長し続けているのです。

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