一生、美容師を続ける
「美容業界の現実」と「自身に起きた現実」
やってみたい夢みたいなことはいろいろとありました。私なりに考えて最終的に考えて美容師を選びました。小学生の時、美容師さんの仕事を見ていて楽しそうだなって。その記憶が強かったのかもしれませんね。はじめて就職した美容室では、入社３日目でシャンプーの入客。５か月目には女性のお客様にカット入客するというスピード。当然、ついていけずに半年ほどで辞めてしまいました。次の美容室ではオーナー専属のアシスタントとしてシャンプー、カラーをしていました。はじめのうちはよかったのですが、少しずつ手が荒れ始めて、最終的にはドクターストップ。5年で美容師を辞めることになってしまったのです。辛いことや大変なこともありましたが、憧れの仕事だったので気持ちを整理するのには時間がかかりましたね。
10年、違う業界で働いた先に見えたもの。
美容と全く関係のない販売職に転職をしました。労働環境や人間関係が良く、気がつけば10年勤続で表彰をしていただきました。今思えば、居心地が良かったんでしょうね。当時は「そんなに働いていたっけ？」って感覚でしたが(笑)。そんな中で、急に我に返ったというか、「この先もこのままで大丈夫かな？この業界に残っていいのかな？」って。そこからはいろいろと悩みましたね。本当にやりたいことをやった方がいいのではないか。そもそも本当にやりたいことって何か。毎日毎日考え続けて、たどり着いた結論が、美容師。小学生の頃から憧れていた美容師の仕事がしたい。素直にそう思いました。でも、最大の問題は手荒れ。どうしたものかと考えている中で、ヘアカット専門店なら大丈夫かも！？と思ったんです。
下から切るんじゃなくて上から切るんだ！
自分の目で確かめないとわからない。そう思って偵察に行きました。今入ったお客さんは本当に10分ででてくるのか。とか、いい加減なカットなのではないかって(笑）。それで、結果はホントに10分。仕上がりもきれいで凄いなと思いました。そこからは10分でどうやって切ってるのかが知りたくて知りたくて(笑)。入社してからは毎日が驚きと発見の連続です。QBハウスで再び美容師ができる。その環境があることへの喜びが強いです。検討中の方は不安もあるかも知れないですが、是非チャレンジしていただきたいですね。私は一生、美容師を続けていきます！
