第一印象で「大丈夫!」と思われる美容師になる
50歳でも働けるイメージが持てるかどうか
CMや映画のヘアメイクアシスタントをした後、韓国のアイドルグループのヘアメイクを1年間やりました。それまでは美容室で働いていましたが、シャンプーやカラーなどが楽しいと思えなかったんです。そんな時に「ヘアメイクのアシスタントしてみない?」と知り合いから誘ってもらいました。トータルで2年強やりましたが、その間ずっとアルバイトをしながらの生活。安定した収入がある方がいいなと思ってアイリストになりましたが、歳を重ねていくうちに40、50歳とアイリストの仕事を続けていくイメージを持てなかったんです。それで美容師になって10年という区切りで一度美容業界から離れることにしました。
美容がすごい仕事だと身をもって実感
「仕事中はすっぴんだし、髪も纏めるから何もしなくてもいいや」。憧れだったパン屋さんで働き始めてから、自分でも驚くほどに美容に気を使わなくなりました。美容室にも行かなくなった時期もあったほどです。当時を振り返ると、美意識が欠落していたように思います。笑 ある時、何をしても沈みがちな時期があって、久しぶりに美容室へ行きました。髪をきれいにしてもらったら、自分でも驚くほどに気分が明るくなって、すごく前向きな気持ちになれたんです。それで、「美容の仕事って、すごい仕事だったんだ」とお客さんになって改めて気づき、もう一度美容師に戻ることを決めました。
モチベーションは、自らの課題を解決すること
カットには興味がありました。だから、カットがやりたくてQBハウスに入社しました。一貫した姿勢で後押しをしてくれるトレーナーが、一人一人の目標に合わせて最後までちゃんと伴奏してくれるので安心して練習に励めます。もくもくと練習したり、新しいことを覚えるのが好きなので毎日が楽しいです。なにより、お客さんに施術をして課題も見つかって、解決できることもやる気につながっています。入社して3か月が経った今、技術力や接客力はもちろんですが、第一印象から「この人だったら大丈夫!」だと思ってもらえる美容師になることが目標です。