どんなに遠回りであっても、夢に向かって
兄と共に夢見た理美容師という職業
祖父は自宅で理容室を経営していて、地域の方々が集まる憩いの場のようなお店でした。幼い頃は兄と一緒に祖父の家で過ごすことが多く、閉店後のお店で兄と床屋さんごっこをするのがお気に入りの遊びでした。そのころから良く兄とは「お互いに将来は祖父のような理容師になろう」と話していました。しかし、兄が先に美容師となったこともあり、両親からの強い要望もあって大学に進学することにしたのです。卒業後は美容師になりたい思いはあったものの地元企業に就職しました。ただ、年を重ねていくうちに理美容師という夢が遠ざかっていくような焦りを感じ始めたのです。ですが、会社では責任のある立場だったこともあって、簡単には辞めることができそうもありません。そのため、仕事をしながら免許を取りに行くことにしたのです。そう決めたことを兄に伝えると、「将来的を考えて絶対理容師になるべきだ!」と強く勧められ理容学校を選択することにしました。
ようやく見つけた、夢を叶える場所
昼間は魚を捌き、夜や土日は理容室でアルバイト。休みの日はスクーリング。この3年間は本当に大忙しでしたね。それでも自分がずっと憧れていたことだったので自然と辛いとは思いませんでした。そして、無事に3年間で免許は取ることはできましたが、すぐにはサロンで勤められません。スクーリング期間中に結婚したことで生活を考えると、なかなか決断できずにいました。大きく遠回りをして手に入れた理容師免許。そもそも、「これから修業してスタイリストになれるのは何歳?」 現実を突きつけられているような感覚でしたね。そんな時に登録していた求人サイトからQBハウスの情報が送られてきました。最短6ヶ月でスタイリストデビュー、就業時間のすべてを使ってトレーニング、研修期間中も正社員雇用で給料支給。正直、「本当にこんな都合のいい条件あるの?」と信じられませんでしたが、千載一遇のチャンスだと思ってすぐに連絡をしたのです。
つかんだチャンスは最高の環境
入社して感じるのは、悪口やネガティブなことをいう人がいなく、みんな前向きな職場だということです。以前の職場は口を開けば誰かの愚痴や悪口が当たり前。そんな環境で働いてきたので、「自分もこの場にいない時は同じように言われてるんだろうな」と居心地の悪さを感じていました。しかし、QBハウスではトレーナーをはじめ先輩方がフレンドリーで余計なことを心配せず、仕事に集中できる環境。悪口やネガティブなことを周りから耳にすることもありません。それには、本当にありがたいなと思いました。また、ロジスカットスクールのカリキュラムは、一つ一つをクリアしてから次に進む仕組みなので、しっかり理解しながら進める点も自分の性格にはあっていると思いました。まだ入社したばかりで分からない事も多いですが、ようやく自分の本当にやりたかった仕事が出来るのでしっかり頑張っていきたいです!