近年、美容業界では「収入の不安定さ」や「職場環境への不満」「将来への不安」などを理由に転職を考える方が増えています。実際、QBハウスでも多くの転職者を迎え入れています。今回は、2025年6月に実施した応募者アンケートの結果をもとに、QBハウスへ応募した方々の「転職理由」をリアルな声とともに読み解いていきます。
本記事は【前編】【後編】の2部構成でお届けします。前編では、理美容業界でスタイリスト経験のある方がQBハウスを選んだ理由を。後編では、ヘアカット未経験者(美容師免許取得済み)の応募背景に迫ります。それぞれの視点から、なぜ多くの方がQBハウスを選ぶのか、その理由を掘り下げてご紹介していきます。
まずは【前編】スタイリスト経験者たちが語る、“転職先にQBハウスを選んだ”リアルな理由をご紹介いたします。
▶︎現役理・美容師からの応募 (n=400)
転職理由トップ3
順位 | カテゴリ | 件数 | 構成比 |
1 | 収入・待遇面 | 115 | 28.7 % |
2 | キャリア・将来性に不安 | 66 | 16.5 % |
3 | 人間関係・職場環境 | 33 | 8.2 % |
◆ 圧倒的に多い「収入・待遇面」への魅力
まず、応募理由の1位となったのは「収入・待遇面」(28.7%)。現場経験者だからこそ感じる“給与の壁”や“待遇への不安”。それらを解消できるのが、安定した収入を実現し、社会保険など福利厚生も充実しているQBハウス。こうした安心できる環境に魅力を感じ、多くの転職者から選ばれています。
・フリーランス理容師からの転身(20代・男性)
「収入が不安定ですし、シャンプーによる手荒れも悪化してきた。QBハウスは手荒れの心配がなく、スタート給与が30万円(関東勤務)という条件に惹かれて応募した。」
・社会保険なしのサロンからの転職(30代・男性)
「現在、働いていているサロンでは社会保険がない。今後のことを考えると社保完備のQBハウスに転職したい。」
・安定した昇給制度を求めて(40代・男性)
「昇給制度がなく給料が上がらない。このまま今のサロンで働き続けることに限界を感じた。QBハウスなら実力や勤続年数に応じた給与が見込めそう。長く働ける環境が欲しかった。」
◆ 将来への不安を乗り越える「セカンドキャリア」としてのQBハウス
応募理由第2位は「キャリア・将来性に不安」(16.5%)。独立経営やサロン勤務を経験した理美容師たちが、安定した雇用と再起の場としてQBハウスを選んでいます。
・自営サロンからの転身(60代・女性)
「自分でサロンをやっていたが、集客が減り閉店を検討。家から近く、年齢関係なくチャレンジできるQBハウスに応募した。」
・パーマ・カラー業務の負担(50代・男性)
「年齢とともに体の負担が増してきた。カラーやパーマがない分、カットに集中できるQBハウスで、75歳まで働きたい。」
・集客に頼らない働き方へ(30代・男性)
「今のサロンでは集客が難しく売上も厳しい。将来の展望が見えない中、集客不要のQBハウスで、もう一度キャリアを築きたい。」
◆ 職場環境や人間関係の良さも理由に
第3位の応募理由は「人間関係・職場環境」(8.2%)。「今後の人生で余計なストレスを抱えたくない」という本音が垣間見えます。
・Wワーク環境を探して(50代・女性)
「結婚式のヘアメイクの仕事とのWワークを希望している。今のサロンはWワークに否定的で気まずさを感じている。QBハウスなら自分のペースで働けそう。」
・仲が良さそうと感じ応募(20代・男性)
「SNSや広告動画を見て、スタッフの仲が良く、働きやすそうな雰囲気を感じた。」
◆ 他業種からの経験者も「復職先」として注目
美容師として一度キャリアを離れた人たちが、再びこの仕事に戻るケースもあります。ブランクがあっても、トレーニング環境や安定収入があるQBハウスだからこそ、再スタート可能です。
▶︎スタイリスト経験のある休眠理・美容師からの応募 (n=274)
転職理由トップ3
順位 | カテゴリ | 件数 | 構成比 |
1 | 収入・待遇面 | 66 | 24% |
2 | ノルマ・指名・集客など | 31 | 11.3 % |
3 | 研修・育成環境 | 12 | 4.4 % |
◆ 現職よりも収入・待遇面が魅力
・水道メンテナンス業からの再挑戦(40代・男性)
「以前の美容師経験を活かして再挑戦したい。スタート給与の高さや多くのカット経験が積める点に魅力を感じた。」
・軽作業パートからの復帰(50代・女性)
「20年ぶりに美容師に戻りたい。子育ても落ち着き、フルで働けるので給与のスタートが高いQBに応募した。」
・夜勤の仕事からの転職(30代・男性)
「深夜勤務の生活リズムを変えたい。家族のことも考えて、安定した日中勤務+高収入のQBハウスに決めた。」
◆ 「ノルマ・指名なし」の働きやすさも魅力
・営業職からの復帰(30代・男女)
「今は営業職でノルマがきつい。美容師に戻るなら、ノルマ・指名なしのQBハウスが最適だと思った。」
◆ 研修・育成環境
・介護職からの復帰(50代・男性)
「ブランクや技術面の不安があり、研修制度しっかりしているQBハウスに安心感を持って応募した」
・保険営業からの復帰(40代・女性)
「年齢に関係なくチャレンジできる研修制度があるから美容師に戻りたいという希望がもてた。」
・工場勤務からの再挑戦(50代・男性)
「以前美容師をしていた時は独学での経験でしたし、ブランクによる不安もあって、研修制度が充実したQBハウスで技術をしっかり身につけたいと思った。」
まとめ:スタイリスト経験者に選ばれる理由は「現実的な安心感」
経験者たちが口をそろえて語るのは、「生活」「将来」「働き方」に対する安心感。高収入だけでなく、年齢を問わずチャレンジできる研修体制、社会保険完備、ストレスの少ない職場環境。これらが、理美容経験者にとって“最後の転職先”としてQBハウスが選ばれる理由となっています。
後編では、ヘアカット未経験者(美容師免許を取得したものの、美容師の仕事をあまり経験していない方、あるいは異業種から美容業界へ戻りたい方など)がQBハウスを選ぶ理由に迫り、研修制度やサポート体制がどのように再挑戦を支えているかをご紹介します。
では、また次回。
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