「美容師って、手に職だよね」そう言われることは多いですが、その"手に職"を本当に強くしているのは国家資格だからです。国家資格は、努力の証明であり、技術の土台であり、人生の選択肢を増やしてくれる"武器"でもあります。まさに今、2月、3月に美容師国家試験が行われようとしています。(※2026年美容師国家試験の日程:実技試験は2月1日(日)、筆記試験は3月2日(日)に実施予定です。)
今回のブログ記事では、国家資格の価値をお伝えし、美容師を目指す人、そして美容師への転身を考えている人の一歩を応援します。

1. 「国家資格」がある仕事は、強い
世の中に「技術職」と呼ばれる仕事は多いですが、美容師は国家資格が必要な技術職です。お客様の髪を施術して料金をいただくには、国が認めた「美容師免許」が必要になります。
国家資格が必要な仕事の例
・理容師(美容師と同じく国家資格)
・医師・看護師・薬剤師(医療)
・保育士(子どもの安全と成長を支える)
・介護福祉士(ケアの専門職)
・調理師(衛生管理を含む食の仕事)
・宅地建物取引士(不動産取引の専門資格)
・電気工事士(安全に直結するインフラ職)
共通点は、人の身体や生活の安全に関わるため、一定の基準を満たした人だけがプロとして働けるということです。
2. 美容師が国家資格である理由
美容師が国家資格なのは、ひと言でいえば 「お客様の安全と衛生を守るため」 です。美容の仕事は“髪をきれいにする”だけに見えますが、実際は人の身体に直接関わる場面が多く、やり方を間違えるとトラブルにつながる可能性があります。だからこそ国が一定の基準を定め、「この基準を満たした人だけが施術できる」という仕組みとして免許が用意されています。
具体的には、主に次の3つが理由です。
① 安全性(刃物・薬剤を扱う)
カットの器具やカラー・パーマ剤は、扱いを誤るとケガや皮膚トラブルにつながるため、一定の知識・技術が必要。
② 衛生管理(不特定多数が利用)
同じ設備・道具を多くの人が使うので、消毒や清掃などの基準を守らないと衛生事故リスクが高まる。
③ 信頼の担保(消費者保護)
誰でも施術できる状態だとトラブルが増えるため、免許で最低ラインを揃えて「安心して選べる」状態をつくる。

3. 美容師国家資格の概要
美容師免許を取得するには、まず国が指定する美容師養成施設(美容専門学校など)で定められた課程を修了し、受験資格を得ます(昼間・夜間は原則2年以上、通信は原則3年以上)。試験は「筆記試験」と「実技試験」 の2つです。
筆記試験:55問で、正答率60%以上が目安。さらに各科目で無得点がないことが条件になります(関係法規・衛生・人体・皮膚科学・香粧品化学・文化論・美容技術理論など)。
実技試験:衛生上の取扱(減点20点以下)に加え、基礎的技術として 第1課題:カッティング/第2課題:「オールウェーブセッティング」または「ワインディング」のどちらか を評価し、それぞれ減点30点以下が合格基準です。
美容師国家試験の実施は年2回行われます。また、筆記または実技のどちらかに合格した場合、次回の試験に限り合格した方が免除される制度もあります。

4.資格取得までの努力が、あなたの"一生モノ"になる
美容専門学校などで、必要な知識と技術を身につけた上で国家試験に挑みます。最初はもちろん上手くいきません。練習を繰り返して、精度を上げていく。この積み上げこそが、あなたの技術になります。国家試験はセンスの勝負ではなく、努力の証明です。そして美容師という仕事は、努力が結果につながりやすい仕事です。
・練習した分だけ手が動くようになる
・数をこなすほどスピードと精度が上がる
・できる技術が増えるほど信頼が増える
・お客様の「ありがとう」が増えていく
美容師は、積み上げた時間が技術になり、技術が信頼になり、信頼が仕事になります。努力が報われる仕事を選びたいなら、美容師はかなり良い仕事です。国家資格があるからこそ、あなたの努力は形になり、一生使える武器になります。
5. 資格があると、働き方の選択肢が広がる
美容師免許は、持っているだけで「未来の選択肢」が増えます。
・現場で技術者として働く
・管理美容師など、ステップアップを目指す
・結婚・出産などライフイベントの後に復帰する
・地元に戻って働く ・引っ越しても続ける
・将来的に独立を視野に入れる
美容師への転身を考える人にも、このメリットは大きいはずです。年齢や経歴に関係なく、資格があれば「スタートラインに立てる」。そして技術を積めば、実力で評価される世界です。美容師は、人生の変化と一緒に働き方を変えられる仕事です。
6. 最後に
資格があるから、未来を自分で選べる
美容師は、国家試験があるからこそ、仕事としての信頼が積み上がり、社会的な価値が守られていることがおわかりいただけたと思います。そしてその資格は、あなた自身にとっても「一生モノの土台」になります。美容師を目指す人も、転身を考えている人も、最初の一歩には勇気がいります。
しかし、資格を取得した先には、美容師として活躍できる具体的な選択肢が待っています。国家資格は、あなたを一つの道に縛るものではなく、むしろ複数の道を選べるようにしてくれるものです。
”一生モノ”の技術で、自分の未来をつくりたいあなたへ。その一歩を、今日から始めませんか。
QBハウスは、カットという技術を軸に、現場で成長し続けたい人を応援します。
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