人材育成 写真⑦

皆さんはQBハウスにどのような印象を持っていますか?メニューをカットだけに絞り、およそ10分で仕上げる。一般的な理美容室のカットと比べると半分以下の時間。『オーダー通りの髪型にしているの?』『雑な仕上がりで終わっているんじゃないの』そんな印象を持っている方も多いのではないでしょうか?事実、QBハウスの社員に『入社して感じたギャップ』についてアンケートを取っても『こんなに技術力が高いとは思っていなかった』という答えが圧倒的に多いです。

『短時間で仕上げる=技術力が低い』といった印象を持たれる方も多いですが技術力が高めなければ短時間でお客様に満足していただくことはできません。今回はなぜQBハウスのスタッフは短時間でカットができるのか?について解説していきたいと思います。

短時間でお客様の希望するヘアスタイルをカットするためには、大きく分けると3つ重要な要素があります。

①適切な長さを見極める判断力の向上

お客様のオーダーに対して適切な長さを見極めて設定する。この判断力の高さこそカットが上手なスタイリストとそうでないスタイリストの差とも言えます。同じオーダーであっても適切な長さはお客様の髪質や骨格によって変わってきます。この影響に対して保険をかけて長めにカットをする。当然、保険を掛ければかけるほど作業工数が増えるのでカット時間は伸びてしまいます。

では、判断能力を上げるためには何が必要なのか?これに関しては経験の中からでしか養えません。QBハウスのスタイリストは平均1日30人のお客様を担当します。一般的なサロンと比べると4~5倍くらいでしょうか。加えて、QBハウスは老若男女問わず幅広いお客様にご利用いただいています。経験を積むにはこれ以上ない環境と言えるのでしょう。実際カット未経験で入社した社員でも2年目を迎えるころにはどんなスタイルでも迷いなく10分程度で仕上げています。

②基礎的なカットスキルの向上

短時間でカットを仕上げるためには一つ一つの動作を早くする必要もありますが、人間が100メートルを5秒で走りきれないように限界があります。大切なことは一つ一つの動作の正確性です。狙ったカットラインを一度で正確にカットすることが出来ればチェックカットという工程を省略することが出来ます。この精度を高めるためには基礎的なカットスキルを向上させる必要があります。

具体的にはハサミの開閉や髪を引き出すシェープを安定させることにあります。『狙った場所に引き出し狙ったラインで切る』当たり前のことなのですが、以外と疎かになっていることだったりします。このスキルを確かめるにはウィッグをカットするのが一番分かりやすいです。癖のない髪質や骨格のウィッグはカットラインが素直に出ますし、結果を見返すことが出来ます。

QBハウスでは新入社員だけでなくベテラン社員も研修や定期的な技術試験などカットスキルを見直す機会を大切にしています。

③効率的なカットの進め方(理論)

3つ目はQBハウスのカット理論です。QBハウスのカット理論は切り方や手順を重視した理論ではなく、カットの原理、原則に基づきお客様の要望を最短で実現するものになっています。

お客様がカットをすることで一番叶えたいことは何なのか?この叶えたいことに合わせてカットを進めることで全体的な作業工数を減らすことが出来るのです。

カットをスタイルごとに手順で覚えてしまうと臨機応変な調整や応用が利かないので時間がかかります。理論を理解するのに初めは時間がかかりますが、理解が深まるごとに作業効率が上がり作れるスタイルの幅が広がります。

以上が短時間でカットを仕上げるために必要な要素です。その中でもカットタイムに大きな影響を与えるのが、①適切な長さを見極める判断力>②基礎的なカットスキル>③効率的なカットの進め方(理論)の順だと考えます。ただ、判断力とカットスキルは経験の中で磨かれていく能力なので習得には時間を要します。そこでQBハウスの研修制度ロジスカットではカット理論の理解を大切にしております。まずは理論をしっかり理解した上でトレーニングを開始することで一つ一つの経験に対し基準をもって振り返れるようになり、技術を効率よく習得していくことが出来るのです。

 

早くカットデビューして活躍したい方、カットに自信が持てず悩んでいる方、ぜひQBハウスで一緒にヘアカットのスペシャリストになりませんか?専門学生やカット未経験者を対象とした研修の体験会も実施しております。一度遊びに来てみてくださいね!

 

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